ウォーキング運動の効果

ウォーキングには様々な効果がある。その代表例を紹介します。

1、高血圧の予防

2、糖尿病の予防・改善

3、骨、筋肉の強化

4、コレステロールHDLを増やしLDLを減らす。

5、ストレス解消

6、肥満予防・ダイエット などなど。

1、高血圧予防について

血圧は血液の循環が悪くなることにより起こる。高血圧により心臓病・脳疾患等の病気の原因 ともなる。ウォーキングはその恐怖から開放してくれる最良の方法である。 ウォーキングにより体中にはりめぐされている、血管特に毛細血管へと澱みなく流れ、今まで虚血 していた組織、臓器へと潤沢に栄養酸素が流れるようになる。結果血圧も下がる。さらに筋肉強化に より毛細血管が発達すれば、さらにその効果が上がるというわけだ。

2、糖尿病予防・改善

正常な人の血液中には100ml〜200mlの血糖が含まれている。糖質を食すと、もちろん血糖は上昇する 訳だが、もとの血糖値に戻そうと膵臓からインシュリンが分泌されて血糖を元の数値に下げる。 しかし、膵臓機能低下が原因でインシュリンの量が不足し、結果として血糖値を調節できなく なってしまう。また運動不足によりインシュリンそのものの感受性の低下により血糖値が高くなって しまう場合もある。しかしこれらも運動することによりインシュリンの働きを高める事ができる。

3,骨、筋肉の強化

よく宇宙飛行士が宇宙から帰還した後は、骨密度が減少したという事を耳にしたことがある と思う。又寝たきりの人もしかり。それは尿中にリン酸やカルシウムが摂取した以上出てしまうためである。 いわゆる骨粗鬆症である。又筋肉に関しても同じようなことが言える。足腰を鍛える事は体全体の筋肉を 鍛える事であり、ウォーキングなどの有酸素運動は人の免疫力向上にも役立つ。

4、ストレス解消

現代人は常にあらゆるストレスにさらされている。殆どの疾病がこのストレスが引き金となると言って も過言ではないだろう。ウォーキングは血液の循環を高め、脳や神経の働きを良くする。 ストレス解消には最適と言えるだろう。

5,ダイエット

何度も言うように、ウォーキングは有酸素運動である。はじめの約15分は酸素がグリコーゲンを分解 する事によりエネルギーが得られるが、やがて、脂肪を燃やし始める。よって、体脂肪は減少し 体重も減る。肥満は成人病・生活習慣病の原因である。食事制限などで自分に無理して、結果失敗 するより、気軽に気長にやった方がいいのではないでしょうか。

6、コレステロールHDLを増やしLDLを減らす

血液の中の脂質はコレステロールやリン脂質、中性脂肪、脂肪酸などがある。コレステロールと聞くと なにかとんでもなく悪者のように聞こえるが、コレステロールとリン脂質は体の細胞を構成する 大切な物質だ。中性脂肪や脂肪酸も体の動力源となる。だが、コレステロールが貯まりすぎると心筋梗塞 動脈硬化などの原因となる。

しかしコレステロールにもLDLコレステロールとHDLコレステロールがあり、LDLは俗称悪玉コレステロール HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれている。体に悪い影響を及ぼすのはLDLであり、それを 阻止するのはHDLである。それではHDLを増やせばいいわけだが、それにもウォーキングは良い効果が 期待できる。

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